看護師の国家試験に年齢制限はありません。
そこで、不況のあおりで失業した人や、離婚して母子家庭になった人などが
新たに看護師を目指して学校に入り勉強するということが多くなってきています。
看護師には年齢制限はありませんが、やはり年齢による「ハンディ」はないとはいえません。
ひとつには体力的な問題です。
看護師は立ち仕事、非常に忙しく、歩き回ることが多く、中腰で患者さんのお世話をしたりなど、体に負担のかかる仕事が多くあります。
また夜勤など、時間が不規則な勤務であるということもあり、若い学生と同じ動きをしていても、体力的なきつさを感じる場面もあると思います。
しかしながら、違う仕事につきながら30歳や40歳くらいになって一念発起、看護学校に入り、ハードなスケジュールのなか家事や子育てと学生生活を乗り切り、晴れて看護師になる人は例年確かに存在します。
就職の際も、「年齢はいってるけれどキャリアなし」というのが一種ハンディになったりもしますが、年齢制限もなく受け入れてくれる病院はありますし、たとえば母子家庭など、生活がかかっているとみなされれば、本気で働いてくれると病院も期待して歓迎してくれる場合もあります。
2011年11月アーカイブ
ナースの求人は、求人雑誌や新聞の折り込みチラシ、地元のタフロイド紙や看護専門紙などにも数多く載せられています。
特に看護専門の求人情報誌ではなくても、求人の多い病院関係ですから、必ずといっていいほど、看護師募集の記事はあります。
求人雑誌やチラシなどを見て応募するのは、インターネットの環境にない人や慣れていない人には昔からなじんだ方法として安心感がある方法と言えるでしょう。
求人雑誌は無料で手に入りますが、なんといってもネックは情報量の少なさです。
看護師の専門紙でない限り、1冊につき数件〜せいぜい10数件しか載っておらず、ハローワークやインターネットの求人サイトに比べると圧倒的に求人数が少ないというデメリットがあります。
この少なさから、自分の希望にあった求人を見つけるのは至難の業でしょう。
給与や休日などの求人情報のデータの参考として見るならいいのですが、雑誌やチラシのみで求人情報を探すのはなかなか難しいかもしれません。
また、ナースセンターなどと違い、面接は直接相手先に電話をして決めます。
仲介が入らないので面倒だという考えもありますが、考え方次第では、
直接疑問点を聞けるので話が早い、というメリットもあると言えるでしょう。
ナースの求人情報は、お住まいの都道府県のナースセンター(看護協会)に集められています。
ナースセンターは、窓口にいけば専門のスタッフが相談に乗ってくれたり、書面では分からない、さまざまな情報をくれます。
また、紹介は、ナースセンターの仲介で行われるので、
もし面接のあと、紹介してもらった先で働きたくない、と思った場合も、
ナースセンターが間に立ってくれるので断りやすいというメリットがあります。
e-ナースセンターでは、インターネットで条件を入力すればその地域の求人を検索できるサービスをしています。
ユーザー登録をし、ネット上での仕事さがし、紹介以来のための紹介状の発行、面接後の結果登録まで、家にいながらにしてできるようになっています。
ナースセンターまで出向く必要がなくなったため、とても便利になりましたが、
レアな情報や裏話的な話をもらえたりするので、もし時間が許せば、一度足を運ぶといいと思います。
ナースセンターでの求人数は49174人、求職数は18702人ということで
求人倍率は2.63倍となっています。(2011年9月現在)
全国の有効求人倍率は、8月で0.65ですから、看護師の恵まれた求人環境が分かると思います。
ナースの勤務先は、病院、クリニック、老人ホーム、その他看護師資格を生かせる一般企業や治験関連企業など、多岐にわたりますが、
求人情報は、病院(病棟勤務)のものが圧倒的に多いです。
夜勤や日勤でも仕事がハードになりがちな病棟勤務の看護師が一番不足しているからです。
自分の働きたい診療科や興味のある職場が最初からある場合は、
求人サイトなど、インターネットを使って探すと見つかりやすいです。
病院によっては、採用されてから配属先を明かしたり決めたりする病院も数多くあります。
もし、自分が働きたい診療科、高めたいスキルなどがある場合は問い合わせのときや面接時にそれを告げて、希望に添う場所に勤務することが可能なのかを確かめましょう。
クリニックの場合、小規模のクリニックだと、ナースの求人を載せていないこともよくあります。
求人広告は出さず、病院に求人を貼りだしていたり、人手不足だけどなんとか回している、というクリニックや病院もあります。
地域に根差したクリニックの場合、地域の求人広告紙やハローワークに求人を載せて、短期間で決まる場合も多いのでまめにチェックしましょう。
もし自分がここで働けたらいいなと思う病院やクリニックなどがある場合は、今ナースの求人はしていないのか、直接問い合わせてみるのもいいでしょう。
派遣看護師で最近人気なのが、夜勤専従の看護師です。
現在、看護師の離職率の高さが現場で非常に大きな問題となってきており、
戦力となっている看護師を逃がさないように看護師にとって働きやすい職場へと改善を試みている病院がたくさんあります。
夜勤の回数を減らすといった工夫を始めている病院も増えてきています。
夜勤は、看護師にとって体力的な負担となるだけでなく、家庭を持ち、子育てを始めると仕事を続けたくても、夜勤がある職場に勤め続けるわけにいかず、辞めてしまうという看護師がとても多いからです。
そこで戦力となるのが、夜勤専従の派遣看護師です。
だいたい夕方の16時から翌朝9時くらいまでの勤務で、夜勤専従の場合、夜勤に合わせたライフスタイルを営めますから、比較的、体に負担をかけずに仕事をすることができます。
夜勤専従は、1回で約3万円ほどの給料のところが多く、給料がいいため人気があります。
また、派遣は休日が自由に選べるのも魅力のひとつです。
土日を休みたい、週2日の勤務にしてほしい、などという条件も可能です。
このため、現役で看護師のフルタイムを続けながら、週1で派遣スタッフとしてダブルワークしている看護師もいるようです。
派遣看護師の利点は、働く時間や条件を選びやすいということです。
病院に就職し、病棟勤務などで看護師として着々とキャリアを積んでいくという働き方の一方で、
派遣看護師は、一度看護師を離職した人、子育てなどにより長いブランクがある人などに人気があるようです。
現在、潜在看護師を現場に呼び戻すために、各病院はさまざまな策を打ちだしてきています。
院内保育所などもそのひとつです。
しかし、子育てをしながら看護師として働くというのは、やはり簡単なことではありません。
院内保育所では、就学時前児童のみを預かる施設がほとんどであり、
小学生に上がった子どもを、夜勤の間どこに預けるかというのは働きつづける看護師にとって大きな問題のひとつだからです。
派遣であれば、時間や曜日を決め、夜勤をしないという取り決めなど
ある程度本人の都合に合わせて働く時間をカスタマイズできるのです。
また、自分の能力やスキルに適した仕事を選択することも可能です。
専門的なキャリアに磨きをかけていくことができます。
さらに派遣ということで、人間関係にどっぷりとつかる必要もなくなり、社員なら耐えられないことも短期間だから乗り切れる、というのも
派遣で働く大きなメリットと言えるでしょう。
看護師の働き方として、派遣会社に登録して派遣看護師として働くという勤務形態も定着してきました。
派遣看護師というのは、病院ではなく派遣会社に登録して、派遣会社からの指示で、決められた職場で働いている看護師のことです。
雇用は派遣会社なので福利厚生や給与は、実際に勤務する病院ではなく、派遣会社から支払われます。
だいたい時給にて支払われることが多いようです。
また、残業や宿直なども、派遣会社の規定によります。
残業などは、病院側と派遣会社で最初に取り決めが行われるので、それに沿うことになります。
サービス残業や残業したくなくても残業させられる、などということがほぼなくなります。
福利厚生や交通費など各種手当についても、派遣会社の規定が採用されますので、登録の際にはよく確認しておきましょう。
働く期間もあらかじめ決められていることが多く、
数カ月や半年、一年単位で契約更新となることが多いようです。
仕事の内容ややり方は、派遣先の規定に基づきます。
患者さんにとっては派遣看護師か正規の看護師かどうかはいっさい関係ありませんから、
派遣看護師といえども、その病院の「顔」として、責任をもって業務をこなしていくことになります。
ナースの求人は、人手不足に悩んでいるため、ひとりでも多くの看護師が欲しいと躍起になっている病院がほとんどです。
ですから、それほど神経質にならなくても、けっこう面接に行けば採用、となる場合もあるようです。
しかし、看護師として長く勤められる職場、きちんとした待遇や教育体制の整った職場・・・つまり人気のある求人先に就職しようとした場合――そう願って就職活動する人がほとんどだと思いますが――やはりしっかりとした履歴書や面接での受け答えが重要になってきます。
まずは電話対応です。
ナースセンターなど、仲介業者に紹介してもらう場合は、こちらから直接電話することはありませんが、求人サイトや雑誌などで見つけた求人広告の場合は、直接先方に電話をします。
求人側は、問い合わせのときからその人を見てきますので、電話は大切です。
「お忙しいところ失礼いたします」とまず断ったうえで、こちらの名前、目的、求人広告を見つけた先、質問、応募、等をはきはきと力のある声で話すようにしましょう。
応募するかは決めておらず、質問のみの場合も失礼にならないように必ず自分の名前を名乗るようにしましょう。
後日、面接となった場合、名乗らないで求人について質問してきたということはけっこうバレてしまうものです。
ナースの求人情報はたくさんあります。
それは地域にあまり関係ありません。
ですから、決してあせらず、自分の条件の優先順位を守って根気よく探していくのが、成功のコツです。
求人広告は、給料や休日など、基本的な内容しか載っていないことが多いのです。
不明な点、不安な点は、応募する前に電話などで直接問い合わせるなどして、調べましょう。
また、勤務候補先に、ホームページなどがある場合は、それもチェックしましょう。
ホームページには、診療科や規模、さまざまな情報が載っていますから、参考になります。
病院によっては、看護部のページを設けているところもあり、教育体制や福利厚生、またそこで働く看護師の生の姿やコメントなども見ることもできます。
時間に余裕があれば、気になる病院に一度出向いてみると、より一層
雰囲気が分かるでしょう。
実際に職場に入ってみなければ分からない部分もありますが、自分にとって働きやすい職場を見つけるために、さまざまな角度から情報収集しましょう。
または、この病院で働きたい、と思うような職場があれば、その病院が看護師を募集していないかどうか確かめるというのも一手です。
小規模のクリニックなどでは難しい場合もありますが、大きな病院では求人が出されている確率は高いと思います。
ナースの求人情報を見る前に、まず一番最初にしておきたいことは、
「自分の条件を整理する」ことです。
仕事内容、時間帯、教育体制、給与、場所、福利厚生など、さまざまな条件があると思いますが、
それぞれについて、自分の希望をまとめ、
それらの中で自分が一番重視するもの、条件の中で、これだけは譲れないものを見極めましょう。
その作業を一番最初にしておくと、自分の条件に合った求人情報を格段に探しやすくなります。
自分の条件をしっかり決めておかないと、求人情報を見るうちにブレてきたり、面接のときにはっきりと自分の希望を伝えられず、
就職してから困ったり、条件が違うためすぐに辞めてしまったり、という
失敗にもつながりかねません。
また、転職や復職を考えている方は、今までの自分のキャリアを振り返ってみることも重要です。
今までやってきた仕事内容を振り返り、新しい職場でどのようなことを生かしていきたいのか、どのような仕事をやっていきたいのかをまとめておくといいでしょう。
さらにキャリアがある場合は、自分のキャリアに見合った待遇が受けられるか、というのもポイントになってくるでしょう。
復職の場合は、自信をもって復職できるだけの教育をしてくれるか、という点も気をつけて求人情報にあたるとよいでしょう。
ナースの求人で、気になる求人情報があったとき、まずはその病院またはクリニック、各種施設などの情報を調べてみましょう。
HPや口コミ情報、その他友人知人のつてを頼って、実際に働いている人たちの感想が聞けるとよいですね。
ただし、ネットや友人知人の口コミ情報は、あくまでも個人的な感想であり、客観的な診断ではありません。
自分が働いた場合、同じような感想を持つとは限らないということを常に念頭に置き、話を鵜呑みにしすぎないように注意しましょう。
また、病院の中には、残念ながらあまり経営状態のいいとは言えない病院などもあります。
そういう病院では、待遇も悪いことが多いですから、勤め始めてからのトラブルに発展しがちです。
なかなか外からは分かりにくいとは思いますが、
財務状況などを下調べして、安定した経営をしているかどうかというのも調べておくと安心です。
看護師は、老人福祉施設や、保育園など、病院以外の職場で働く場合、
看護師の数は少数ないしは一人のこともあります。
したがって、就職しても頼る先輩などがいない場合も想定されます。
戸惑わないよう、その職場で、現在どのくらいの人が働いているのか、どんなスキルが必要とされるのか、どのような仕事内容なのかを把握しておきましょう。
手術やICUの有無や、救急指定病院か否かも確認しましょう。
ICUがない病院の場合は、オペ後の患者さんも診るという負担が増します。また、救急指定病院の場合は、夜勤の仕事量がかなり変化します。
また、臨床検査技師、レントゲン技師、薬剤師、理学療法士、作業療法士など、他の医療専門スタッフの種類と数も確認しておきたいです。
中小規模の病院の場合、看護師がこれらの業務を専門スタッフのかわりにすることもあります。
さらに、組合の有無や、通勤手段、保険についても確認しましょう。
通勤手段については、夜勤の場合車通勤が可能なのか、事故防止のため、タクシーチケットで帰るという方針の病院もあるため、確認しておくと安心です。
人によっては、寮や託児所、病児保育の有無などを確認しておきたいものです。
託児所のある病院は年々増えています。
時間も、24時間で預かってくれるところもあり、勤務先と同じ敷地内にある場合も多いので、働くママ看護師さんたちにとって、心強いものとなっているようです。
新人の場合は、新人研修がしっかりしている病院に最初勤めておくと、
看護師としての基礎ができるので、そういう病院を探しましょう。
ナースが、就職、転職する際に、必ず確認しておきたいことがいくつかあります。
まず、看護師(職員)の数と年齢層です。
看護師の数と病院規模を知ると、だいたい仕事のハードさが計算できます。
また、年齢層や、働く人のキャリアを知ることは、その職場が長く働きやすい職場なのか、入れ替わりの激しい職場なのかを客観的に知ることができます。
勤務形態の確認については、夜勤専門看護師を採用しているかどうかもチェックするといいでしょう。
また、その病院の看護基準は問い合わせか面接で聞きましょう。
そのときの受け答えでも、病院の体質は出ると思います。
夜勤のある勤務形態の場合は、どのくらいの頻度であるのか、患者数に対し何人の看護師で夜勤するのか、仮眠は可能か、などを確認しましょう。
給料については、額はもちろん、各種手当の有無や、昇給の割合、ボーナスも確認しておくと安心でしょう。残業についても、残業手当の額や
月平均何時間くらいの残業になるのかを、働く前に確認しておきましょう。
さらに、病床数、診療科の種類も必ず確認しましょう。入院病棟は科別か混合か、混合病棟の場合さまざまな科の患者を診ることになり広範囲な知識が必要になります。
ナースの求人情報をみていく際、なかなか優良な求人とそうではない求人を見極めるのは難しいと思います。
しかし、働いてから「こんなはずではなかった」と思っても遅いのです。
そこで、病院勤務の場合、どのようなポイントに注意していけばいいか、まとめてみました。
1.職員の入れ替わりが激しいところ
これは求人情報だけではなかなか分からないと思いますが、とても重要なポイントだと思います。
看護師仲間のネットワークで、その病院の情報を仕入れるとよいでしょう。
2.近所の評判が悪い
近所に住む人は、病院の創立以来の、さまざまな側面を知っているものです。
したがって近所の評判がよくないのは、その病院の性質があまりよくないことを表していることが多いのです。
3.パート、派遣、准看護師が多い
個人病院など比較的小規模の病院に多いです。
賃金が安いため、もうけ主義だと考えられます。
正看護師として就職した場合には、負担が増える可能性があります。
そのほか、施設や機器が古かったり、受付の対応がよくなかったり
働いている看護師に生気がなかったり、という雰囲気にもその病院の体質はよく現れます。
可能であれば、一度ぜひ候補の病院に足を運びましょう。
現在、日本では医療崩壊とも言われるように全国的に医師や看護師が不足し、多くの病院が赤字となり、医療現場は非常に厳しい現状となっています。
今後、日本の社会保障費の見直しも検討されており、国民皆保険制度も含めて、どのように変わっていくのか、医療にかかわる人間として常に情報収集していく必要があるでしょう。
しかし医師や看護師の仕事というのは、社会事情がどのように変化していっても決して不必要とはなりません。
現在、看護師は全国で不足しています。
その理由として、高齢化により患者の絶対数が増えているということもありますが、高い離職率も理由のひとつです。
病院が赤字により経営を効率化したり、医療の高度化によって、看護師に求められるスキルが高くなり、
また、医療裁判などの増加による責任の増加、仕事のきつさや夜勤などの不規則さから、妊娠などをきっかけに離職する看護師が多く、
同僚が次々に辞め、残った中堅も新人を育てた後に疲れきってしまって辞めてしまう・・・という悪循環に陥っています。
離職したナースは、みな看護師を辞めてしまうわけではなく、より条件のいい病院に転職するというケースも数多く見られ、また、比較的
「気軽な転職」が全国的に可能なのが、ナースの現状です。
転職の際、まずやるべきことは
?@自分の働きたい職場の条件を書きだす
?A自分のキャリアを振り返る
この2点です。
?@自分の働きたい職場の条件
というのは、転職のきっかけになったこと、たとえば夜勤回数が多すぎるとか、残業が多い、休めない、人間関係がハードだった、希望する科につけなかった・・・・などあると思いますが、まず自分が一番改善したいと思う職環境を書きだし、それをクリアする職場を探すところから始めましょう。
そこをまとめずにただ求人情報を見ていくと、どうしても給与などに目をとられ、本来の転職の目的からずれた方向で探してしまうことにもなりかねません。
転職先の情報として一番見えにくい情報が人間関係です。
その病院に関わる人の口コミや、その病院に足を伸ばし自分の目で判断することも必要かもしれません。
また常に看護師を「急募」していたり
定着率が悪いところは人間関係が不良である場合が多いです。
?A自分のキャリアを振り返る
これは自分の考えをまとめる意味でも重要です。
今までどのような仕事をしてきたか、どのようなスキルを身につけてきたか、これからどのような分野に興味があるかを自己分析してみましょう。
特に復職を考えている潜在看護師の場合は、今までのキャリアをまとめていくだけで、失っていた看護師としての自信を取り戻すきっかけになります。
ナースは、看護師資格を持っていれば日本全国どこでもやっていける職であると言われています。
理由としては全国的に慢性的な看護師不足であるということ、
看護師の給与水準が平均に比べて高く、女性が自立して生活していくのに必要水準を満たしている職場が多いこと、
交通の便が悪いところや離島などでも、寮などが完備されているところも多いため、「○○県に住みたい」といった、縁のないところへの移住も、看護師資格があれば比較的実現しやすいのです。
看護師の給与水準ですが、都会のほうが郊外より給料が高いかというと、一律にそうとも言い切れません。
確かに関東圏、関西圏などの都市部のほうが、その他の地域より平均給与が高い水準のようですが、
土地や生活にかかる金額も高いことを差し引くと金額だけで判断できません。
むしろ郊外の病院のほうが、人手不足を解消するために寮など福利厚生を充実させている場合もあるので、転職をする際には広い視野で情報を集めることが大切でしょう。
また、病院の看護師を定年まで勤めた後、保育園や介護施設などに再就職するという看護師も増えています。
直接のお世話が体力的にきつくなってからも、後進の教育などの仕事もあり、また小規模のクリニックなどでは定年がない場合もあり、ナースは一生の仕事と言うことができるでしょう。
ナースの仕事は、診療科によって求められるスキルが大きく違います。
たとえば整形外科など、ケガによる入院が多く、比較的内臓は健康な人の病棟勤務もあれば、
精神科病棟のような、ナース本人の精神力が問われるような職場もあります。
急変が予想される病状の多い病棟もあれば終末ケアもあり、新生児のケアもあるのがナースの仕事です。
まずは、病棟看護師としてキャリアを積みながら、さまざまな診療科を経験していくことによって、
だんだんと自分が深くかかわっていきたい仕事が見つかるかもしれません。
しかしナースとして一人前になる前に、仕事のきつさや生活の不規則さ、責任の重さや人間関係などに疲れて離職してしまう看護師も非常に多くいるのが現状です。
特に1年目の新人は看護師という仕事に慣れるまでに辞めてしまうことも多くなっているようで、新人研修を丁寧にやっていたり、休暇をきちんと与えるなど病院側が離職防止に試行錯誤している状態です。
最初は特に理想と現実とのギャップなどに戸惑いがちですが、せっかく苦労して得たナースの職なのですから、最低3年くらいは同じ職場で働き続けることが、その後のキャリアアップにつながっていくのではないでしょうか。
手術室では、予定されている手術の準備、補佐、処置のほか、
医療機器の管理も行います。
救急診療を行っている病院では、24時間急患に備えて当直などもあります。
患者さんと直接話をしたり、細かなケアをするという仕事ではないため
ナースの仕事としては少し特殊なものかもしれません。
また、最近増えているのが、介護施設で働く看護師です。
介護施設には、ほとんど医師が常勤しません。
看護師も数名程度、大半は介護職員です。
そのため、病院に比べて、看護師の医療責任は重くなってきます。
介護施設の利用者は年々増しており、寝たきりなどの重症化も進んでいます。
内容としては主に、投薬や健康管理になります。
入所者の健康状態に異常や心配な点がある場合は医師に連絡し指示をあおぎます。
リハビリのやり方や介護の方法などを、入所者の家族にレクチャーする仕事もあります。
また、保育園でも一定規模となると看護師を置くように定められており、子育て中や退職したナースの職場として人気があります。
ただ、決められた仕事がないことも多く、園に一人の職場で自ら仕事を作りだすことが多く、手探りのことも多いようです。
時代を経ても、看護師さんやお医者さんは子どもの憧れの職業であることが多いようです。
子どものころから憧れていて、ナースになったという人も多いのではないでしょうか。
実際にはナースは、きつくてハードな仕事だと思われていますが、
では具体的にどのような仕事内容なのでしょうか。
まず外来です。
外来では、医師の問診の補助、各種検査、検温や血圧測定、医師の説明の補助、点滴や注射、患者さんの訴えを聞き、体調が悪そうな場合は診察を早めるなどの対処を行います。
主に医師がスムーズに多くの患者を的確に診察できるための補助を行うことになります。
入院患者が出た場合は、病棟看護師へ申し送りなどを行います。
次に、病棟看護師です。
看護師、ナースといえばまず、この病棟にて患者のお世話を受け持つ病棟看護師をイメージするのではないでしょうか。
朝の検温、血圧測定、点滴、検査や投薬の記録、夜勤や日勤の看護師との申し送りや手術前後のケアなど、診療科によっても仕事は多岐にわたります。
夜勤もあり、生活が不規則になるうえ、入院患者には重篤な患者さんも多いので気が抜けません。
しかし看護師として必要なスキルを身につけられるため、看護師となったからには1度は経験しておきたいのが病棟看護師です。
